幸せホルモンのはなし②
興味深いオキシトシンのお話を
今回もします。
(前回はこちらをクリック☆)
脳下垂体から分泌されるこのオキシトシンは
哺乳類だけがもっているホルモンで
女性の出産時に出産を促したり
母乳を合成と分泌を促進させるホルモンとしてよく知られていました。
しかし、ここ10年くらいの間で
このオキシトシンは
母親だけでなく、
出産前の女性も、男性も、
年齢に関係なく
分泌されていることが分かったのです!
オキシトシンの効果として
①人への親近感、信頼感が増す
②ストレスが消えて幸福感を得られる
③血圧の上昇を抑える
④心臓の機能をよくする
⑤長寿になる
オキシトシンが分泌されると、
脳内では脳内物質として働き
心に変化を与え
さらに血液中のホルモンとなり体にも効くようです。
このオキシトシンは、
どんな時に分泌されるのかというと
母子の愛情や男女間の愛情の交流だけでなく
仲間と飲んだり食べたりしながら話す時にも分泌されているようです。
それも広い空間よりも狭い空間で
肩を寄せ合うような場所の方が効果的だそうです。
狭い空間での交流が癒しを与え
人と人との信頼を生み、絆を育む効果があるようです。
現代、メールを介してのコミュニケーションが増え
オキシトシンが分泌されない人間関係が多くなっています。
そこには癒しも、信頼する気持ちも、絆も…ありません。
日本人には苦手なスキンシップですが
スキンシップによりオキシトシンが分泌されるのならば
ぜひ生活に取り入れてみてはいかがでしょうか♪
*幸せいっぱい、笑顔いっぱいのあなたになりますように*
くれたけ心理相談室 濱崎明子
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